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キミガシネ-多数決デスゲーム- 最終章直前 考察02「篠木 敬二(ケイジ)という人物について」

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画像:キミガシネ公式情報サイト

キミガシネ-多数決デスゲーム-

今回はサラを支えるキーパーソン、篠木 敬二(ケイジ)について書いていきます。

あまりにも不確定要素が多すぎて考察も飛躍しまくっているので、ほぼ二次創作くらいのつもりで楽しんでいただければと思います。

前回はジョーについて記事を書いたので良かったらこちらもどうぞ。

ama-yadori.hatenablog.com

この記事は最新の公開分までプレイ済みの方向けですので、これから遊んでみようかなという方はぜひノーヒントでお楽しみくださいね。
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篠木 敬二(ケイジ)という人物について

本作では20人の参加者+フロアマスターが登場するのですが、今回はサラを支えるキーパーソン、篠木 敬二(ケイジ)にまつわる気になる点と、そこから考えられることをまとめていきます。

1.篠木 敬二(ケイジ)の隠している「重大な秘密」

サラを絶対的に信用してくれて事あるごとに助けてくれるケイジですが、彼には絶対不可侵領域と思われる過去があります。

(1)サラのことを以前から知っている

モニタールームのAIは過去のデータを参照していると言われています。
レコの一件から性格の更新が2年以上前ということが確認されているのですが、記憶の更新がどれくらい前に行われたかは明確にされていません。

ただ一点気になるのが、アリスのAIがサラに向かって「誰だ?」と問いかけたのに対し、ケイジのAIはサラのことを知っていて、しかも今よりもずっと親しげだったことです。

本人も時折サラをうっかり呼び捨てにする様子から、意図的に知らないふりしているようです。

(2)ゲームの内容を最初から知っている

ケイジは第一関門で上司を見殺しにしました。あれはケイジなのか?なぜ上司を見殺しにしたのか?という点が争点になっていましたが、もっと大きなヒントが隠れていたと思っています。

あの会話のやりとりを聞く限りだと、ケイジらしき人物は何かを成し遂げるために上司を意図的に排除したらしきことが伺えます。つまりあの時点でそれが第一関門であり、本編のデスゲームが先にある事を知っていたということです。

振り返ると、彼はサラにルールを説明する立場にあることが多く、フロアマスター並にゲームを熟知していることが分かります。フロアの備品にもやたら詳しい。一体なぜ。

(3)トラウマ級の大きな失敗をしている

ケイジが大事な人を亡くしたというエピソードです。

ぽつりぽつりと語ってはくれるのですが、核心的なエピソードについては、メダルを人に渡せないほど隠したい過去のようです。うっかりそれが知られてしまったら最後、命が危うくなるか、もしくは全員の希望をへし折ってしまうようなものなのでしょう。

 

かなり大枠な謎を持っているケイジ。もしかしたらこのメインゲームにおいてかなり特殊なポジションにいるのかもしれません。

1.隠し部屋の手記を書いたのはケイジではないか

モニタールーム上の隠し部屋に手記がありました。
そこにはサラによく似た若い候補者が過去のゲームで活躍したことや途中で脱落したことが別の人間の視点で書かれており、この手記を書いた者の彼女への想いが綴られています。

要約すると「彼女を次はなんとしてでも守りたい」という主旨なのですが、ケイジがあの参加者の中で非力な部類であるはずのサラをやたら持ち上げようとする行動と重なるものがあります。

サラに対してまるで以前からの知り合いのように接しているところにも違和感があります。誰かを重ねているのか、もしくは本当にサラと面識があるのかもしれません。
今のサラとは別のサラのようですが。

2.サラを攫ったのはケイジではないか

ジョーは序盤でケイジをかなり警戒していました。

前回の記事で、ジョーがサラが攫われた時の状況を話した時、部屋の中に人間が複数いたにも関わらず「ストーカーと対峙して負けた」と単数形で話していたのが怪しいと書きました。

ただ、この発言が表現として正しくなるシチュエーションがあります。
それは、誘拐犯が「ストーカーとその手下」という編成だった場合です。
主犯格が明確なら、手下は省略されてもおかしくありません。

しかしながら、ジョーは部屋で対峙した人間がサラの言うストーカーかどうかは分からなかったはずです。ではなぜストーカーだと明言できたのでしょうか。

手記の人間は彼女に好意を寄せていました。
もしジョーがケイジからその雰囲気を察知していたとしたら、思うかもしれません。
「部屋で対峙した人間はサラに好意があるらしい。ならばそいつこそがサラの言うストーカーに違いない」と。

3.ケイジは過去のデスゲームの勝者かもしれない

手記には、書いた人間がその後どうなったかまでは書かれていません。
ただ、マスタールームに手記を置くことができたり、ゲームの記憶を保持したまま2回も参加出来るのは勝者だけです。
過去の天獄事件は組織の頂点を決める権力抗争が目的だったようですが、今回のゲームがそれを模倣しているとしたら、きっと勝者の肩書きも変わっているはずです。

ケイジは元警官のようですが、今は何者なのでしょうか?

 

ケイジについては、ゲームそのものの仕組みが大きく関わってくると思います。
これはこれでまたひとつ記事にできたらなと思っているので、ここでは一旦置いておきたいと思います。

次に続きます。