キミガシネ-多数決デスゲーム- 最終章直前 考察01「田綱 丈(ジョー)という人物について」
画像:キミガシネ公式情報サイト
キミガシネ-多数決デスゲーム-
ご無沙汰しております。
最近はキミガシネをプレイしておりました。
このゲームすごく面白いね!!!!!!
最終章直前ということもあり、せっかくなので今考えていること、思っていることを、のちの自分の答え合わせのために記録したいと思います。
すべて「もしこうだったら…」という仮定の話なので「こういう考え方もあるんだなフーン」くらいの気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
この記事は最新の公開分までプレイ済みの方向けですので、これから遊んでみようかなという方はぜひノーヒントでお楽しみくださいね。
今回は大事な親友、田綱 丈(ジョー)について書いていきます。
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田綱 丈(ジョー)という人物について
本作では20人の参加者+フロアマスターが登場するのですが、今回はサラの親友、田綱丈(ジョー)にまつわる気になる点と、そこから考えられることをまとめていきます。
1.田綱 丈(ジョー)に見え隠れする「目論見」
サラの親友であり、信頼のおける主要キャラクターであるジョーですが、よく振り返ってみると彼は短い登場期間にも関わらず、まるでミステリー作品の犯人が仕掛ける陽動のような行動をいくつもしています。
(1)誘拐当日、帰ったはずジョーが玄関に飛び込んでくる
サラの悲鳴を聞いて駆けつけてきたということは、家の中からの叫び声が聞こえたということになります。サラを送ってからそこそこ時間が経過していたはずなのに、どうしてそんな近場にいるのでしょうか。
(2)サラが通報しようとするのを止めた
動揺するサラにジョーは「病院か警察に電話したか?」と確認し、通報しようとする彼女をわざわざ止めて、代わりに電話をかけはじめました。ミステリー作品でたまに見かける「通報させない手法」です。
(3)誘拐された時のエピソードで嘘をついた
ジョーはサラの部屋でストーカーと対峙して負けたと説明しましたが、部屋の中には少なくとも3人以上が潜んでいたはずです。なぜストーカー"たち"ではないのでしょうか。
(4)青い部屋の仕掛けをサラに見せなかった
ロシアンルーレットの部屋の額縁をサラが調べようとすると、さりげなくそれを止め、ここに異常がないことを伝えます。しかし実際はその額縁こそがゲームマスターでした。
一見善意に見える行動も、サラが危険を事前に回避するチャンスを奪っているのです。
彼はなぜそんな行動を取ったのでしょうか?
2.ジョーはサラをゲームに参加させる役目を負っていた?
ジョーは、サラをデスゲームに参加することを知っていたか、参加させなくてはならない何か特別な事情があったのかもしれません。
しかし、本人まで危険なゲームに参加する必要はなかったはずです。
もし、わざわざリョーコとのデートを切り上げて学校まで戻り、サラが攫われる現場に居合わせ、自分自身もデスゲームに巻き込まれるように仕向けたのだとしたら、それはサラをなんとしても生きて帰してあげるため、デスゲームの現場で手助けするためでしょう。
ジョーは一体何者なんでしょうか。
3.ジョーの目論見は外れてしまった
監視カメラ映像でメインゲーム前のカイとの密談が確認されています。
ふたりはサラをゲームに参加させたいか参加させたくないかの違いはあれど、サラを勝たせたい(生きて帰したい)という点で合致していたはずです。
このゲームで最速でサラが勝利し生きて帰れる方法は「身代で勝つか身代に連れて帰ってもらうか」です。それ以外の方法では、最後の1人になるまでゲームに参加し続けなければいけません。
カイはゲームの首謀者側にいたのでカードの意味も分かっていたはずです。もしかしたら、こんな話をしていたのかもしれません。
- サラをなんとしても勝たせて生きて帰れるようにしたい。
- サラにとってジョーは無くてはならない親友である。
- よってサラとジョーはふたりとも生きて帰る必要がある。
- それにはジョーが身代で勝ってサラを連れて帰るしか方法はない。
- カイは賢者としてサラを守り、自身を犠牲にする。
もしそうだとしたら…ジョーもカイも大誤算で死んでしまったことになります。
サラは、どうするのが正解だったのでしょうか。
次回へ続きます。