ひぐらしのなく頃に業 猫騙し編其の二 考察
引用:TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 業」公式サイト | TVアニメ好評放送中!
ひぐらしのなく頃に業 猫騙し編其の二
まさかこんな残機の減り方をするとは思わなかったです。
一周回ってギャグ回になってしまった。。
今回もやっていきます。
※アニメ「ひぐらしのなく頃に」「ひぐらしのなく頃に解」を視聴済みです。
視聴済みの方向けの記事です。ネタバレご注意ください。
目次
15話で明らかになったこと
・梨花は雛見沢症候群の発症者に狙われている
赤坂、園崎茜、村長、圭一、大石(14話)は確定しました。
狙われた理由もバラバラです。
・高校生梨花は聖ルチーア学園に通っている
2話で制服の校章は出ていましたが、明言されました。
15話で気になったこと
・発症の法則に規則性がない
村の事情を網羅している人物は疑心暗鬼になりにくい(発症しにくい)とされていましたが、中枢にいるはずの園崎茜と村長が発症してしまいました。
また、赤坂と大石にいたっては部外者な上に発症スピードが早すぎます。
自然に発症し、悪化したとはとても考えにくい状況です。
・発症者の発言
園崎茜と村長は「村のしきたり」を気にしているようです。
前者は「慣習を絶やすため」後者は「慣習を守るため」梨花を殺しました。
同じようなことを、綿騙し編の魅音も発言しています。
一方で赤坂と圭一は共通して雛見沢症候群を「病気」と断定しているようです。
前者は「梨花を守るため」後者は「自分を守るため」梨花を殺しました。
入江機関が絡む情報を、一体どこで入手したのでしょうか。
おそらく理由などはどうでもよく、各人が納得する都合のいい情報を吹き込まれて踊らされていると考えられます。すべては梨花を殺させるために。
・麻雀の燕返しの暗喩
麻雀のゲーム開始時に行われるイカサマ「燕返し」。
そこで沙都子がゲームの前からトラップを仕込んで臨むようなタイプだという会話があります。
これを今回の「業」に当てはめると、梨花がリスタートする地点よりもずっとずっと前から、前提を覆すような手がすでに沙都子によって打たれているということになります。
思い当たる行動があるとしたら、幼少期のエピソードでしょう。
祭具殿に迷い込んで、オヤシロ様の腕を折ってしまうというものです。
しかし今回オヤシロ様は腕ではなく頭が破壊されており、中にあった鬼狩柳桜も破損した上に紛失しています。
もしこれが幼少期の沙都子の仕業だったとしたら、この地点からすでに未知のルートに突入していることになります。
15話時点での考察 (まとめ)
これまでの世界と、業の世界はある地点から分岐している全く条件の異なる別世界です。ある地点とは、幼少期の沙都子が祭具殿に忍び込んだ時を指しています。
オヤシロ様の腕が破損して羽生が生まれたこれまでの世界に対し、この世界では鬼狩柳桜の封印が解かれたオヤシロ様が実在している世界です。
梨花のループも、沙都子のループも、オヤシロ様によって起こされていますが、このループの主体にあるのは沙都子であり、梨花はそのループに意図的に巻き込まれるよう仕向けられただけの外野の可能性があります。
雛見沢症候群を起こせるのは、祟り(オヤシロ様)と物理(H173)の2種類です。
ルールXYZ
必ず行われている行動
- 梨花が生き残ろうとする(梨花自身)
- 梨花を守る(これまでの羽生の残滓)
- 梨花を消す(発症を自由に起こせる or H173が扱える人物 / 梨花が邪魔になる人)
- 沙都子を死に戻りさせる(オヤシロ様-羽生改めフェザリーヌ)
「梨花を消す」に関して、当てはまる人物は沙都子と入江機関ですが、その動機についてまだ不明なためもう少し掘り下げたいと思います。
15話考察は以上です。