ama-yadori

一刻も早く横になりたい

ひぐらしのなく頃に業 綿騙し編 考察

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引用:TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 業」公式サイト | TVアニメ好評放送中! 

ひぐらしのなく頃に業 綿騙し編

あまりにも複雑すぎてもうよく分かりません。
正解率1%と承知の上で妄想を垂れ流させてください。

※アニメ「ひぐらしのなく頃に」「ひぐらしのなく頃に解」を視聴済みです。

視聴済みの方向けの記事です。ネタバレご注意ください。

▼考察アップデート版があります

ama-yadori.hatenablog.com

higurashianime.com

■綿騙し編(5〜8話)概要

おおまかな流れ

ベースは綿流し編。圭一が詩音、鷹野、富竹らと祭具殿に忍び込んでしまうことでオヤシロ様の祟りに狙われてしまう回です。
綿流しの晩のあと、忍び込んだ鷹野と富竹が何かから逃走し行方不明。続けて村長も梨花も行方不明になっていることが発覚します。
魅音が圭一を園崎家の地下に匿おうとするも、圭一が気を失っている間に魅音と沙都子も死んでしまいました。大石から結末を聞き、圭一は頭を抱えます。

綿騙し編の結末

  • 圭一:生存(園崎家 / 頭を打って卒倒)
  • 梨花:死亡(学校内 / 溺死)
  • 魅音:死亡(園崎家 / 発症)
  • 沙都子:死亡(園崎家 / 銃殺?)
  • 富竹:行方不明
  • 鷹野:行方不明
  • 村長:死亡(園崎家井戸 / ?)
  • お魎:死亡(園崎家井戸 / ?)
  • 詩音:死亡(園崎家井戸 / ?)
  • その他:生存(雛見沢大災害は発生しなかった) 

今回の雛見沢症候群を発症は魅音だった

ラストシーンで魅音の首に掻き傷が残っています。

魅音は「オヤシロ様の祟りの実行者を騙る何者かがいる」と、御三家や村の慣習に対して酷い疑心暗鬼を持っていました。

なぜ発症するほど心が乱れてしまったのか。
それは間違いなく、大切な圭一が危機に晒されたからでしょう。

■綿騙し編(5〜8話)考察

全部魅音がやった?

第5話時点でEDのキャストが魅音のみでした。
つまり、詩音が登場したのは魅音おもちゃ屋で鉢合わせする日、電話で圭一をファミレスのデザートのモニターに招待した日と考えてよさそうです。

詩音の登場が遅いということは、人形のプレゼントも、エンジェルモートの制服を褒めたことも、手作りのお弁当を褒めたことも、すべて魅音と圭一のやりとりです。
きっと特別な感情を持つでしょう。

そんな圭一がオヤシロ様の祟りのターゲットになったと知った時、魅音は動揺したに違いありません。

凶行に走った動機として違和感はありません。真実はさておき。

梨花はどう動いたのか

赤目の状態がリスタート地点だと仮定すると今回は圭一が祭具殿に入ったことを白状するシーンからの参戦になるため、梨花がいきなり諦めモードなのもわかります。
直後に殺害されてしまったので、出来ることはほぼありませんでした。

綿騙し編は梨花の介入前に変化した?

前述の参戦のタイミングが正しい場合、ゲーム大会で圭一に対して魅音に人形を渡すように助言したのは完全勝利の手をまだ知らない梨花だと考えられます。
誰かが梨花を動かしたのでしょうか?

梨花は何もしていないのに展開が変化した

今回梨花はほとんど行動することができませんでした。
それにも関わらず、こんなにも結末が変わってしまったのはなぜなのでしょうか?

もしかしたら他にも未来を変えようとしている人物がいるのでしょうか?

そういえば沙都子の様子がおかしい

よくよく見返してみると、鬼騙し編に続き沙都子の行動が浮いています。

学校内で梨花が行方不明になった際、真っ先に「圭一と話しているのを見た」と発言します。続けて魅音が「そういえば校舎裏で作業着の男と話していた」と話すのですが、すかさず「学校にそんな人はいない」と返します。

見てもいないものを"いない"と断言するのは妙です。

沙都子もループしている?

沙都子はゲーム大会で運ゲー要素もある神経衰弱のワンターンキルに成功します。
また、圭一が自炊でボヤを起こすことも分かった上で駆けつけます。
まるで何回も見たことがあるかのような振る舞いです。

沙都子と山狗と大石は園崎家に何しに来た?

そんな不自然な態度を取る沙都子は惨劇の日、園崎家にたったひとりで乗り込んできて魅音と相打ちになりました。どこで情報を得たのでしょう?

また、山狗も園崎家に乗り込んできます。
魅音オヤシロ様の祟りの実行犯が差し向けたものだと思っているようですが、おそらくそれとは無関係の用があるはずです。

さらに大石率いる警察も乗り込んできますが、もしかして園崎家周辺に張り込んでいたのでしょうか?

鷹野と富竹が大慌てで村から逃げ出したことと、山狗が乗り込んで来たことは関連がありそうです。

もしかして、沙都子が山狗か大石のどちらかを率いて来たのでしょうか? 

■現時点での予想(まとめ)

魅音の行動

綿騙し編で魅音は圭一から女の子らしさを認めてもらい、特別な感情を持ちました。
しかし詩音の悪ふざけによって圭一がオヤシロ様の祟りのターゲットにされてしまいます。

魅音は圭一を危険に晒した詩音に罰を与え、今回の祟りの実行犯になりうる公由家の村長、北条家の梨花、園崎家のお魎に次々襲いかかります。ついに魅音は圭一を園崎家に匿うまでに至るのですが、雛見沢症候群は深刻な状態になっていました。

沙都子の行動

一方、沙都子は何度も世界を繰り返していました。
綿流し編の分岐にあたる「圭一が魅音へ人形をプレゼントするイベント」も、梨花を動かして成功させました。

そして今回の元凶になる詩音(=園崎家)に対抗するため、入江機関と協力体制を組みました。
綿流し編で死んでしまった富竹と鷹野には、園崎家が本当にオヤシロ様の祟りを実行すること伝えて逃すことに成功します。

ここまで順調だったものの、またしても村長と梨花が行方不明になってしまいました。沙都子の問い詰めに対し、圭一は自分が最後に会っていたことを素直に認め、一方で魅音は作業着の男と話していたと嘘をつきました。沙都子は入江機関と協力関係にあるため、山狗が学校にいるわけがないことを知っています。沙都子は今回の凶行が園崎家の仕業であると確信します。

圭一が園崎家に入っていったことを確認した沙都子は、山狗を引き連れて園崎家に乗り込み、そこでL5を発症した魅音と遭遇します。
これまでと違う展開にも関わらず、すでに綿流し編と同様に多くの死者が出ていることを知りました。沙都子は自ら持ってきた拳銃で魅音の額を撃ち抜き、手遅れのループから脱出するために自らのこめかみも撃ち抜きました。

■残る疑問

…ここまで書きましたが、圭一の「これじゃ全部魅音がみんなを殺したみたいじゃないか」というセリフからも分かるように、真相はこんな簡単なものではないのは間違いありません。

祟り騙し編を見たあと、きっとこれらは全部ひっくり返るでしょう。

次へ続きます。