ama-yadori

一刻も早く横になりたい

ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編 考察

f:id:ama-yadori:20210101183501j:plain

引用:TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 業」公式サイト | TVアニメ好評放送中! 

ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編

リメイクだと思いきや新作だったので沸きました。
正解率1%と承知の上で妄想を垂れ流させてください。

※アニメ「ひぐらしのなく頃に」「ひぐらしのなく頃に解」を視聴済みです。

視聴済みの方向けの記事です。ネタバレご注意ください。

▼考察アップデート版があります。

ama-yadori.hatenablog.com

higurashianime.com

■鬼騙し編(1〜4話)概要

おおまかな流れ

ベースは鬼隠し編。圭一が雛見沢村にまつわる未解決事件や伝承を知ってしまったことで、重度の疑心暗鬼に陥ります。
梨花は圭一に助言をすることで凶行を阻止しますが、鬼隠し編では本来ノーマークのはずのレナが発症してしまいます。レナが圭一に襲いかかり、惨劇は起こってしまいました。

鬼騙し編の結末

  • 圭一:生存(前原家 / レナに包丁で滅多刺しにされる)
  • レナ:死亡(前原家 / 圭一に置き時計で撲殺される)
  • 梨花:翌日に死亡(境内の家 / 包丁で刺殺される)
  • 沙都子:翌日に死亡(境内の家 / 包丁で刺殺される)
  • 富竹:行方不明
  • 鷹野:行方不明
  • 魅音:生存
  • その他:生存(雛見沢大災害は発生しなかった) 

■鬼騙し編(1〜4話)考察

圭一視点では鬼隠し編ルートだった

圭一が雛見沢村の事件と伝承を知ったことから徐々に疑心暗鬼を募らせ、自宅にやってきたレナと魅音をバットで滅多打ちにしてしまう鬼隠し編
部活の内容などにわずかな違いがあったものの大筋は変わっていません。

梨花はどう動いたのか

記憶がある状態で参戦しているはずの梨花ですが、第1話の宝探しで沙都子の罠にはまることなどから、今回は赤い目になったところからリスタートしている可能性があります。羽生の弱体化によって、最初から参戦できないという不利な条件がありそうです。

第1話終盤から行動を開始した場合、ゴミ山のやりとりから鬼隠し編の展開と判断し、富竹を説得して鷹野を止め、自ら助言して圭一の発症を阻止したのではないでしょうか。

ではなぜノーマークのレナが発症してしまったのでしょうか。

レナ視点では罪滅し編ルートだった?

父親をたぶらかす間宮リナと北条鉄平を殺害し教室籠城事件を起こす罪滅し編
圭一視点に話が進んでいたため見えない部分が多いものの、発症したレナから罪滅し編の出来事に沿った内容が語られました。

梨花のリスタート時点ですでにレナの様子がおかしかったので、時すでに遅しの状況だったのでしょう。

ふたつのルートが同時進行したことで新しいルートが発生した?

秘密(バラバラ殺人事件の概要)を知りたい圭一と、秘密(リナと鉄平の殺害?)を隠したいレナが同時に出現してしまったことで誤解が連発し、レナの中に「自分のことを嗅ぎ回っている圭一を始末する」という展開に変わってしまったのかもしれません。

レナは本当にリナと鉄平を殺したのか?

本当にやってしまったのだと思います。

レナの家に人形コレクションがあることから、間宮リナに家を乗っ取られていない、つまり事件は起こっていないという解釈も出来るのですが、フラッシュバックにしては記憶の情報量が多く、引っ張られすぎている気がします。

レナは本当に罪滅し編ルートどおりにリナと鉄平を殺害していて、今回は圭一が鬼隠し編ルートを進んでいるためにそれが発覚することがなかった世界線なのでしょう。すでに元通りに家を取り戻した後なのだとしたらコレクションがあることにも辻褄があいます。

 

入江機関が撤退したのは梨花の意図していない展開ではないか

綿流しの晩のあたりで富竹に何かを吹き込むとしたら終末作戦を画策し梨花を殺そうとしている鷹野の説得です。しかし後日、入江機関ごと撤退してしまいます。
研究の継続が止まったということは、鷹野も富竹も本当にいなくなってしまったということになります。治療研究は沙都子や悟史のためにも継続しなければならないため、これは梨花の望んだ展開ではなかったはずです。

■現時点での予想(まとめ)

梨花は鬼騙し編を鬼隠し編の展開だと判断して対処をしたのだと思います。
鷹野の思惑を富竹を通して阻止し、圭一の凶行を自ら止めました。
しかし同時進行していたレナの発症を見落としてしまいました。
梨花が参戦する前に、罪滅し編が並行してスタートしていたのです。

レナはゴミ山で富竹が圭一に何かを吹き込んだのを目撃します。
それ以来、圭一が事件を追求するようになり、それは自分のことだと思い込みました。
圭一が富竹を探偵やスパイと発言したことで誰の差し金なのかを見張るようになり、鷹野と密会していたことで全員をグルだと解釈しました。

レナは富竹と鷹野を襲撃。
最後に圭一を消してレナが逃走すれば完全犯罪の成立です。
しかし、最後は圭一に返り討ちに遭い失敗に終わりました。

翌日、最悪の結末を迎えたため梨花は退場します。

数日後に入院先で目覚めた圭一。梨花の死亡から48時間が経過したことで、看護師の質問をトリガーに雛見沢症候群を発症して鬼騙し編は終了です。

■残る疑問

どうして沙都子は死んだのか

今回の展開の中で何にも関与していない沙都子。
入江機関の撤退で投薬できなくなって雛見沢症候群を発症した可能性もありますが、それに対して梨花が何もせず放っておくということはあり得るのでしょうか。
もし惨劇が起こったとしても、全く同じ死に方は不自然です。

2話冒頭 OP映像と成長した梨花の謎

成長した梨花と羽生がカケラで再開するシーンですが、制服の校章から聖ルチーア学園に通っていることが分かります。(詩音の通っていた全寮制一貫校の女子校です)
雛見沢村から離れた閉鎖された生活の中でどうして梨花が死亡するのでしょうか。
ちなみにOPで成長した沙都子と思われる人物も同じリボンをつけています。

なんだか沙都子だけが妙に浮いていた回でした。

 

次へ続きます。