ama-yadori

寝転がりながら面白いと思ったことを考える

君の名は。の気になるあれこれを考察する。

君の名は。の気になるあれこれを考察する。

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画像:君の名は。 : 作品情報 - 映画.com

 

君の名は。(2016)

 

君の名は。見てきました!
普段あまり見ないタイプの作品なのですが
めちゃくちゃよかったです…キラキラだった…!

作中では具体的に語られていないあれやこれが色々あったかと思います。
あれってどういうこと?と思ったところを、
自分なりに解釈してみたのでまとめてみました。

ネタバレご注意ください。

 

www.kiminona.com

 

君の名は。の気になるあれこれを考察する。

 

◆なぜ入れ替わりが起こったか


序盤で三葉が舞を舞った巫女の儀式こそが「入れ替わりの儀式」

この儀式はとても古くから受け継がれているものなのですが、
歴史の中で文献が焼失してしまったために
何の為に行なわれていたのかが分からなくなっています。

しかし話が進むにつれて、
この儀式が「入れ替わりの儀式」であることが徐々に分かっていきます。

物語の後半、祖母も母も三葉も入れ替わりを経験していることが
祖母と三葉(と入れ替わっている瀧)の会話から明らかになります。

祖母が「あなたくらいの頃」と時期をアバウトに言っていますが、
例の儀式を「主役」として執り行う年齢が決まっているとすれば、
三世代の巫女全員が儀式をした時期に入れ替わりを経験したことになります。

つまり、糸守町の巫女は本物のシャーマンなのです。

とはいえ三葉は自分の能力のことはもちろん、
なんのために入れ替わるのかも分かっていないのですが。。。

 

◆なぜ入れ替わりの儀式は生まれたか


一回目の隕石落下がきっかけ

山の中のご神体。 口噛み酒を奉納する洞窟に描かれた隕石の壁画から、
お祈りに隕石が関係していることが分かります。

二発目の隕石が同じ場所に落ちてくる確率の低さは、
今となっては誰でもわかることですが(落ちたけども)、
当時はまだ隕石が何なのかすら分かっていなかったので、
またあの怖いやつが来るかもしれない!と思ったはずです。

当時の巫女は次にやってくる隕石を予言するため、
入れ替わりの儀式を行い、危機管理していたのでしょう。

未来の人間の身体を借りて実際に目視してくるんだからとんでもない的中率です。
巫女の子孫の家が町で一番大きい理由もうなづけます。

しかしこれに気づいた瀧は凄い。

 

◆口噛み酒を飲んで入れ替われた理由

 

最後の入れ替わりは、
三葉ではなく瀧が引き起こしたもの。

今までは3年前の三葉と現在の瀧が
入れ替わっていたのですが
その時系列の三葉が死んでしまったので

今度は3年と1日前の三葉と現在の瀧が
入れ替わりました。

口噛み酒は「巫女の半身」と言われています。
つまり巫女の神通力と同じ効力を持ったもの。

結果、口噛み酒で神通力を得た瀧は、
三葉との入れ替わりに成功します。

もしかしたら口噛み酒は巫女の身になにかあった時に備えて
未来のカタワレのために用意したお酒なのかもしれませんね。

 
◆糸守町民が「黄昏時」を「カタワレ時」と呼ぶ理由

 

カタワレ時になった時、
3年と1日前の三葉と現在の瀧は、
お互いの時系列がずれているまま出会うことができました。

巫女と身体をシェアした未来の人間(カタワレ)との
時系列上の誤差が無効になる瞬間。

もしかすると巫女は、
三葉と瀧のようなまどろっこしいことなんかせずに
カタワレ時に直接未来のカタワレと対面して
コミュニケーションを取っていたのかもしれませんね。

必要に応じて身体を交換し、
時間によって直接会って話をする。
きっと巫女と未来人は互いをカタワレと呼ぶにふさわしい仲になるはずです。

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以上です!
また思うところがあったら更新しますー。